2009年7月30日木曜日

ありえない、その罰金!!

先日夫宛にマルセイユの警察から一通の手紙が。内容は交通違反による罰金の支払い命令書。

書類によると7月22日(水)の17時ごろ、マルセイユにて信号無視との事。

って、ちょっと待って???

その日はマルセイユどころか、夫は一日中仕事の日で、車に触ってもいないのです。

何故??

で、考えられるケースが幾つか。

まずは誰かが私達の車を失敬して、マルセイユまでドライブ。でもこれだと、ガソリンが減っていたり、シートやミラーが微妙に動いていたり、普段運転していれば、ちょっとの違いでも何か気づいたはず。

次に偽のナンバープレート。 偽者を作って、本物と同じ車種の車に取り付けるとはたからは違いが分かりません。ただこの場合被害に合うのは高級車や新型車が多いようです。家のちっちゃな中古車の偽物作っても・・・って感じです。

で、今日夫が警察署ではなく、憲兵(軍に属する警察機構)のほうに話をしにいったら、恐ろしい裏話をされたそうです。

最近、マルセイユを含むこのあたりの地域で、わかめの警察官が自分が通常に車を運転している時などに、攻撃的な態度をとった車(クラクションをならす、腕を振り上げる、中指を立てるなどなど・・・)のナンバーを記録し、後日偽者の交通違反切符を切るというのです。

最近問題になり始めているそうですが、夫も運転の際はあまり他車に対して攻撃的な行為をとらないほうが賢明といわれたそうです。

まあ、どのケースにせよ、私達が無実なのは真実なのですが・・・ちなみに罰金は135ユーロ(!)、マイナス2点です。

無実を訴える書類等をそろえて送るようですが、それでもまずは罰金を支払って、その後文句を言えっていうシステムなので、手痛い出費です(涙)

とにかく私達の無罪が証明され、お金と点数が戻ってくるのを祈るのみです。ふー、フランス生活って疲れるぅー。


2009年7月29日水曜日

これ誰の?!


これは別に巨人と人間、または人間と小人とかの靴ではありません(笑) 単に私達夫婦の靴。

先日たまたま並んで置いてあった私と彼の靴を見て、いきなり夫が笑い出しました。確かに、この差は結構でかい!!

日常生活で足を比べる事が無いので(ってあたりまえか・・・)あらためてこの差に驚きです。

サイズとしては私は36(日本サイズで約23)、夫は46(日本サイズで約28!)でかいから・・・場所とるから・・・重いから・・・(笑)

彼と並んでいるとこの昔から大女の私がちっちゃく思えてくるから怖い。手の大きさとか首の太さとか。指なんて彼の薬指の指輪が私の親指でもぶかぶか。

服もこれはちょっと大きすぎーとか思って見たら案外ぴったりだったり。同じ人間なのにどうしてこうも造りが違うのか、人間の神秘すら感じます(うそです。そんなに深く考えてないけど(汗))

なので毎年日本に来たときに気に入った服があってもいまいちサイズが合いません。 日本製は同じLやLLでも全体の作りが小さいようです。LLサイズが存在しないお店も多いです。で、いつも泣く泣く諦める事多々あり・・・

また今年もサイズが無くてがっくりするのかなぁー(笑)

2009年7月27日月曜日

私の初体験!~病院編~

もう3年もフランスに住んでいて、初めて病院にいきました。元気だけがとりえですから(笑)

今日も別に具合が悪かったわけではなく、皮膚科へ。

始めはちゃんと皮膚科のお医者様の所に行きたかったのですが、そこはフランス、先生が3週間のバカンスで不在、その後も予約が詰まっていて早くても9月の上旬とか・・・近くの別の町の皮膚科も答えは同じ(涙)

で、仕方なく(?)夫の家族が利用している総合病院で見てもらうことに。

ところで日本とフランスで大きく違うのは医療費の支払い方法。

日本では保険証を提示するとその場で割引され、本人負担額(30%でしたっけ??)を支払うだけですが、フランスでは保険証を提示してもその場は全額負担。

その後必要書類を地元の社会保険事務所へ送ると、後日返金されるシステム。これって手術したり入院したりすると結構不便かも、いくら後日払い戻しされてもその場では100%支払わないといけないので持ち合わせが無いとどうなるんだろう・・・

もう一つ違う点は薬等は病院では一切もらえません。ドクターが発行した処方箋を持って薬局へ行かなくてはなりません。日本でもありえますが、この制度も何とかならないかと。

大体具合が悪くて病院へ行った人が何故薬局にも寄らなくてはならないのか・・・病気が悪化する気がします(汗)しかもそのせいで薬局がいつも込んでるし(涙)

共通点は1時間待っても診察は5分!(笑) これって病院へ行く時の合言葉みたい。私の前に2人の男性がいて、30分待ったのに何故私は5分??みたいな。でもそれ以上話すこともないし・・・

結局今日は診察に22ユーロ、薬代で6ユーロくらい支払いました。夫いわく診察料のうち14ユーロ位が払い戻されるとの事。薬代は既に引かれているから安いのか、さらに払い戻しがあるのか今のところ不明です。でも高くなかったからま、いっか、って感じです。

そんなこんなで私の初病院体験はあっという間に終了したのでした。次回はコンタクト作成と、歯医者にも行ってみようかなぁと突然張り切る私(笑)



2009年7月26日日曜日

プロヴァンスは果物の宝庫♪


毎日暑いプロヴァンス。今日は快晴の上風もあまり吹かず、たまに吹くのは熱風・・・日なたは確実に35度以上あります(死)

と言うことで、日焼け止めもあまり効果なく順調に黒人への道を歩んでいる私ですが、こんな暑い太陽の元だからこそ美味しいのが果物たち♪

最近のマイブームは前回紹介したような道端の小さな露店で直接果物や野菜を購入する事です。

勿論スーパーでも今の時期安くて美味しいものが簡単に手に入りますが、車で遠出をした時に必ず果物・野菜を売っている露店が目に留まり、ちょっと寄ってみようかって事になります(笑)

スーパーよりも安くて、必ず甘い!

で、今回はメロン1個と黄桃4個、プラム3個買ってたったの4ユーロ☆どれも1つずつ味見しましたが外れなく甘かった♪

ちなみにこのメロン、あのカヴァイヨンのメロンです。って、何??って思うでしょうが、プロヴァンスでメロンと言えばカヴァイヨンなんです。自宅から車で30分ほどのところにある、とても小さな町です。メロンのほかにはちょっと見晴らしの良い丘があるくらいで何もありません(笑)

ここはメロンの町として有名で、町の入り口には大きなメロンのモニュメントがあります。宇都宮の餃子ちゃんみたいに。毎年7月の上旬にメロン祭りがあって、メロンの試食や購入が出来るらしいのですが、残念ながら今年は逃しました。

他のメロンよりも少し値段は高めですが、甘みも味も強く、とても美味しいメロンです。

ところで、カヴァイヨンメロンを始め、フランスのメロンは日本に比べて結構小粒です。2人で食べきれちゃうくらいの大きさ。値段もスーパーでも1個1.5ユーロから2ユーロくらいで買えるので、比較的身近な果物というイメージです。

それ以外にも春先からアプリコット・さくらんぼ・イチジク・桃・スイカ・メロンと果物三昧。今はりんごが木でスタンバイしています。

日照時間が長く、晴れの日が異常に多いプロヴァンスならではのこの果物祭り。まだまだ堪能できそうです☆

2009年7月24日金曜日

南仏紀行6 Fontaine de Vaucluse フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ






お天気の良い日に必ず行きたくなるのがこのフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ。

びっくりするくらい透き通った水、青い空、そして濃い木々の緑。本当に美しい光景が広がっています。

ここは世界でも有数な水量を誇っている湖です。ただ100年以上前からこの水源を探す調査が行われているのに、未だにどこからこれだけの水が湧き出ているのか分からないそうです。かなり不思議。

駐車場に車を止め、少し歩き町の中心に出てまず目に入るのが水車と底まで見渡せる透き通った川。初めての人はまずそこで歓声挙げること間違いなし(笑)

そこからカフェ、レストラン、おみやげ物屋さんを両側に見ながら道を上っていくとその先に大きく口を開けた洞窟にたどり着きます。

ここから水が湧き出ているのですが、この湖の面白いところは行く時によって、水がすごく少なかったり、ものすごい勢いであふれ出ていたりと水量がかなり変化するところです。

写真では水はすごく奥に少し見えるだけですが、去年の同じくらいの時期は、水が洪水のようにあふれ出て、昨日私達が写真を撮ったところもはるか水の中でした。

以前ボランティアの方が説明してくれた時に、ここの水はまるでヨーヨーの様に、水かさを変化させるって言ってました。山の向こう側の地域でまとまった雨が降ると洪水のような大量の水がやってきて、しばらく雨が降らないと栓を抜いたように水かさが減ってしまいます。

水源が明らかになっていない事、水かさをこんなにも簡単に変化させてしまうこと等、色んな神秘を持った湖でもあります。

アビニヨンからはバスで50分くらいでいけます。観光シーズンには日帰りのバスツアーも出ていると思います。冬は寒くて物悲しいですが、私的には秋に入ってからか観光シーズンの始まる直前の春先にのんびりお散歩がてら訪れるのが好きです。

そのほかにも地下を探検できたり、14世紀から手漉き紙を製造している水車小屋も訪ねる事が出来ます。そこで綺麗な手漉き紙を利用したおみやげ物を買うことも出来ます。

旅に疲れた暑い日は木陰に落ち着いて一日のんびり過ごすのも贅沢な時間の使い方かも知れません。プロヴァンスに来たら是非よってください!お勧めです♪

2009年7月20日月曜日

SOLDE!






ただいまフランスはSOLDE(セール)の真っ最中です♪

毎年7月の第一水曜日あたりから一ヶ月程なのですが、今回はなぜか6月の下旬からスタート。もう3週間たってしまいました。

なんだかんだと忙しくしていたら、気づけばソルドも来週まで!!って事で今日ようやくソルドしてきました。

まずは夫に車でアビニヨン郊外のショッピングモールへ送ってもらいソルドスタート♪ でも日本も同じですが、ソルドとなると今まであった可愛い服が無い・・・って言うか冬物??

しかももう3週間もたっているので、割引率は上がっても商品が無い。あるのは超特大サイズばかり(涙)

それでも黒のカーゴパンツと秋に使えそうな薄手のタートルカットソー、クロスのペンダントを購入し、まあまあご機嫌。

その後バスを乗り継ぎアビニヨン市内へ。

先日紹介したとおり、アビニヨンは演劇祭の真っ最中。かなりの人手でにぎわってました。

で、そんな演劇祭には目もくれず(笑)またまたお店をジグザグとめぐること1時間以上。黄色の綺麗なトップスと緑の半そでシャツを追加。ベルトも購入☆

ワンピースを買いたかったのですが良いものが見つからずこれは断念・・・

結局合計7点と化粧品を購入して帰宅。「大したもの無かったー」と言いながら私が次々とテーブルに品々を並べているのを見て目が点な夫でした(笑)


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2009年7月18日土曜日

ひまわり街道を行く!





先週のラベンダーに続いて、今週はひまわりを見に行きました♪

と言っても、今回はどこかに車を止めて、と言うわけではなく、シャトールナールからアルルの町へ向かう間に広がるひまわり畑を車窓から見てきました。

このアルルまでの道は本当に綺麗で私のお気に入りの道の一つです。ひたすらまっすぐに伸びる道の両側に広大なひまわり畑・ブドウ畑・麦畑などなど様々な畑が遠くまで広がっています。

その背景に山々が連なり、どこを切り取っても絵になる風景です☆

で、特にこの時期の見ものがこのひまわり。恐らくひまわり油をとるためだと思うのですが、何十万本と言うひまわりが太陽に向かって咲いている姿はかなり圧巻です。

ただ乗用車は残念ながら車高が低いため、あまり向こうの方まで見えません。バスやトラックに乗っているとさらに遠くまで続くひまわり畑を堪能できると思われます。あるいは路肩に車を止めてその上に乗るとか(汗)来年はそうしようかなぁー(笑)

そしてそのひまわり畑の隣には刈り取られた後の麦畑が。ここでは藁を俵型ではなく四角くして干してありました。これがお馬さんたちのご飯になります。南仏の太陽の下では一日でカラカラに干されそうですが・・・

プロヴァンスは春先からこの時期まで沢山の種類の花々が咲き誇っていて本当に綺麗です♪

ちなみに最後の写真はアルルの町中にあるエスパス ゴッホと言うカルチャーセンターの中庭です。ここはあの画家ゴッホが晩年を過ごした元病院をカルチャースクールに改装したもので、いつも綺麗に花々が植えられています。

次回はアルルをもっと観光して南仏紀行として紹介します♪ この日は本当に暑くて日陰でも温度計が33度を指していました(汗)日なたでは何度になるやら(恐)で、もっと観光したいけどあえなく帰途へ。観光シーズン真っ只中ですが、個人的にはとても観光できる気温じゃない!と思えた一日でした(笑)


2009年7月14日火曜日

la fete du marche a l ancien で昔の市場を再現!






今日は7月14日。革命記念日、パリ祭とも言いますが、フランス革命を記念する祭日です。

と言うことでフランス各地でお祭りがあります。パリではパレードや花火で盛り上がるようですが、こちらプロヴァンス、シャトールナールでは、毎年昔の市場を再現する変わったお祭りで盛り上がります。

通常の日曜日も市場が立つのですが、今日はちょっと雰囲気が違います。売っている物は同じでも売り子は皆、昔ながらの衣装を身にまとっています。

それ以外にも貴族っぽい衣装を着た夫婦を乗せた馬車が通ったり、その時代のコスチュームを着た警察官がいたり、荷物を背に乗せたロバが農婦に引かれていたり。

それから、昔ながらのふるそーな自転車に乗ったおじいさんも。ベルがすごく不思議な形で変な音を出してました(笑)あとオルゴールを奏でる機械や紙芝居ならぬマリオネットを演じる引き車も見つけました。道を歩いていると観光客、一般人に混じって、本当に色々な人、物に出会えます。

お店も特設で旧新聞を展示してあったり、釜戸で薪を使って焼くパンやがあったり、手でブドウを搾ってワインを造る実演をしていたりとかなり興味深いです。

今年は見つけられませんでしたが、2年前には羊の毛を刈る実演もしていてとっても面白かった覚えが。本当に数秒でモコモコの羊ちゃんがつるつるに(驚)今年いなかったのが残念・・・

さらに採れたてのトマトを無料配布したり、麦の穂やラベンダーで作った小さなブーケを配っていたりとよくよく市場を巡っていると色々手に入ったりもします(♪)


お祭りは夕方まで続きます。今日は午後からかなり暑く日が強いのですが、さらに催し物などがあって盛り上がるのかなぁと思われます。と言っても暑さに負けた私は家で夕方のアルバイトの時間までのんびりしております(笑)

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2009年7月13日月曜日

至福の時??足マッサージ器ゲット♪


昨日夫の実家から足マッサージ器をゲットしてきました☆

去年の誕生日に義父が義母にプレゼントしたのですが、結局あまり使う機会も無く、この度晴れて(?)我が家に引っ越してきました(笑)

パパさんが買って来た時から興味津々だったのでもらえてラッキー。この手の物って、あったら良いなぁーと思ってもそんなに必要じゃないから結局買うことも無かったので♪

使い方は簡単。中にお水をはって両足を入れたらスイッチオン♪ モードは振動・泡・両方の3種類。

もむタイプの足マッサージ器と違ってあまり強くないので、もみ返しが起こりやすい私にはまさに最適なアイテム!

と言うことで翌日も昼間っからスイッチオン(笑)暑い夏は冷たいお水に足を浸けるだけでも気持良いので結構はまりそうです。

そしていつの日か夫の実家の様に家の片隅に追いやられる日が来るのかも・・・(汗)


2009年7月11日土曜日

アビニヨン演劇祭!






今年もアビニヨン演劇祭が始まりました♪

毎年7月の3週間程に渡って行われるこのお祭りは世界的にも有名で各国からの観光客で年に一番の賑わいを見せます。

この時ばかりは何時も7時に見事に閉まっていたお店達も時間延長。日曜日すらほとんどのレストラン、ブティックが営業する、本当ににぎやかな時期です。

まずアビニヨンにたどり着いて驚くのが写真にあるようなポスターの数。壁、柱、柵など等、あらゆるところに無数のポスターが所狭しと貼られています。

それ以外にも演劇祭が始まると、実際に出演者達が衣装をまとって町へ繰り出し、直接宣伝をしたりもします。黒装束の団体がいたり、ゴミ箱に入っているおじさんがいたり、全裸で四角い箱を身にまとってる男性がいたりと、それだけでもアミューズメントパークに来たみたい。一緒に写真を撮っている観光客も多くいました。

演劇祭はオンとオフの二つのグループに分かれていて、オンがオフィシャル、オフはそれ以外の小さな劇団等で構成されています。

劇場も様々で、オベラ座の様な立派な劇場、世界遺産の法王庁の内部の特設会場等もあれば、数十人入れば一杯の小さな町の劇場まで、ありとあらゆる所でお芝居が行われています。中にはこのアビニヨン演劇祭の時以外は閉まっているような小さな劇場も。

パンフレットはアビニヨンの観光案内所で手に入れる事が出来ます。でもすぐに無くなってしまうかも(汗)

で、勿論、この演劇祭に来た限りは一つはチケットを買って、お芝居を見るのがお勧めですが、実はそれ以外にもお金も時間もかけず、この演劇祭を楽しめるんです。

それが路上パフォーマンス。

時間と場所にもよりますが、大抵夜、8時以降には大時計広場のアビニヨン市役所の前、法王庁に続く道の途中、法王庁の前の広場等で、何かしらのパフォーマンスをしている人を見る事が出来ます。

今回私が見たのは、バランス感覚に優れた男性がボールや筒の上に板を乗せてその上で逆立ちしてたり、火を付けたバトンでのパフォーマンスをしている夫婦、色スプレーと手だけですごく綺麗な絵を次々を作っていく若者などなど。

それ以外にも音楽とともに片手で逆立ちしてたり、パントマイムしてる人もいました。

で、驚いたのが、その中に日本人がいたのです!夫いわく毎年来ていて、毎年観光客から変な目で見られているとか・・・・と言うのも、変な昔の乞食(?)の様な格好で、洗濯板みたいな楽器をこすり合わせて音を出しながら、聴いたことも無いような歌を歌っているんです!確かに日本語なのですが・・・なんか長唄とかそんな感じなのでしょうか?

写真も撮ってみたんですが、暗い上フラッシュで目が光ってまるでホラー(恐)ブログには載せられません(笑)

ちょっと話して見たい気もしたのですが、パフォーマンスの最中。で、しばらく見ていたら本当に怖くなってきて結局立ち去ってしまいました。次回機会があったら話かけてみようかなぁ。

演劇祭は今月下旬まで毎日開催されています。来年以降、興味のある方は是非是非遊びに来てください!


2009年7月10日金曜日

ラベンダーの村 Sault ソー






前回のラベンダー博物館見学に触発され、夫に純ラベンダーを見にヴァントゥー山近くのSault(ソー)と言う村に連れて行ってもらいました♪

自宅からは車で1時間半から2時間弱。途中フォンテーヌ・ド・ヴォクリューズやゴルド、ルシヨンと言った数々の観光地を通り抜け、ひたすら走ります。

純ラベンダーは標高600m~1600mでしか生息しない為、ラベンダーの有名なプロヴァンス地方でも、このヴァントゥー山周辺のような標高の高い所まで行かないと見ることが出来ません。

Saultの村に近づくともうラベンダーの香りが風に乗って車の中まで入ってきます♪そして突然、目の前に広大なラベンダー畑が!!

途中ビューポイントがあり、車を止めてしばし眼下に広がるラベンダー畑と、刈り取られた後の麦畑を見下ろし、同時に遠くにヴァントゥー山も見ることが出来ました。

その後Saultの村へ到着。と言ってもこの村自体はとても小さく何も無い村でした(汗)ちょっとしたお土産屋さんがあるだけ。ラベンダー以外の季節には誰も行かないだろうなぁーと思われます(笑)

毎年8月15日にラベンダー祭りが開かれるようです。刈り取りの様子を見られたり、ラベンダーで飾られた荷馬車のパレードがあったりするようです♪

Saultの村からラベンダー畑へ降りる車道があります。私達は時間の関係で引き返してしまいましたが、この道を少し進むとラベンダーの間を車で走り抜けると言う他では経験できない貴重な思い出になること間違いなし。

車が無いと行かれない所なので、一般の旅行では少し難しいかも知れませんが、旅行代理店等でツアーを開催している所もあるようです。この日は日本人観光客2人が日本人のおじさんに連れらて来ているのを見ました。恐らくこちらに住んでいて個人的にガイドをしているのではないかと。


純ラベンダーの季節は6月下旬から7月中旬。その後刈り取りが始まってしまうので、かなり観光できる期間が限られています。この時期に丁度南仏への旅行を計画するなら、是非1日純ラベンダーの広がる村々を訪ねてみては??

ちなみに帰り道の途中で、果物と野菜を売っているお姉さんを発見!メロン3個でなんと2ユーロ!思わず購入してしまいました。帰って早速食べてみたら超甘くて美味♪ 

やっぱり花より団子な私でした・・・(笑)



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2009年7月8日水曜日

La Fete d'ete 夏祭り♪



先週末から火曜日までの4日間、シャトールナールでは夏祭りが開催されました♪

7月、8月はなんだかんだとお祭りの多い町ですが、特にこの7月初旬と8月初旬の4,5日に渡る夏祭りが一番盛大です。

まずは金曜日の夜に前夜祭として行われるのが写真の、雄牛追い。正式な名前は知りません・・・町のメインストリート(と言っても大した大きさではありませんが)の両サイドにバリケードが設置され、その中を数頭の馬に乗った男性に追われた雄牛が走り抜けると言うもの。

これがひたすら何往復か繰り返されます。確かに目の前を走り抜ける雄牛の姿には圧倒されるものがありますが、これは私の嫌いな行事の一つ。

なぜかと言うと、一般参加が出来て、大抵は悪がきって感じの若者が参加し、毎回雄牛の角を握って引きずられたり、数人で尻尾をひっぱたりしておおはしゃぎしながら一緒に走るんです。

私にとっては「いじめ」「動物虐待」以外の何者でもなく、毎回雄牛が可愛そうになってしまいます。それを楽しそうに見ている人たちの気も知れないし。ま、こちらの人にはそれがこの季節の風物詩となっているのでしょう。

お祭り自体は土曜日の夜から始まります。日本と違う点は食べ物の屋台はあまり無く、その代わりにお化け屋敷やら空飛ぶじゅうたんやら高速回転する乗り物やら、結構即席の小さな遊園地のような感じなのです。

大抵は超大型トラックが見事に変身を遂げるのですが、中には数日前から組み立てて結構本格的な乗り物もあります。

私のお気に入りは、小さめのゴーカートに乗ってお互いにぶつけ合うと言う物。車体の周りにタイヤのような物が付いているので、ぶつかっても衝撃が少ないんです。と言っても予期せぬ方向からぶつけられると首を痛めたり、ひざを打ったり(汗) 私も始めて乗った時は翌日しっかり両膝に青あざが(涙)

でもストレス解消には良いかも♪

続く日曜日には朝からメインストリートでパレードが行われます。始めに子供達のマーチングバンドが演奏しながら通り過ぎ、続いてプロバンスの伝統衣装を着た女性達が続きます。その後数十頭にも及ぶ綺麗に着飾った馬が、一列につながれて通りすきます。これを毎回数えようと頑張るのですが、よく途中で目が回る(笑)30頭以上は確実にいたような・・・で、最後が草花でかさられた荷馬車♪

このパレードのために早朝から石畳の道に砂がまかれ、パレードが終わった午後には早速3台もの種類の違う清掃車があっという間にお掃除完了♪

最終日の火曜日の夜にまた例の雄牛追いが行われお祭りは終了。屋台等は1時半くらいまで、即席のクラブのような場所は朝4時まで開いていたようです。

で、私はと言うとこのお祭りの間中、お友達のレストランを手伝い、ぼろ雑巾のようになってました(笑)
特に日曜日は朝の9時半から4時、6時過ぎから朝1時過ぎまでと、計14時間以上の労働。殺されるかと思いました(汗)

と言うことでせっかくのお祭りも一切楽しむことが出来ぬまま終了したのです(涙)ま、毎年同じなので別に良いんだけど。ちなみに8月のお祭りもほとんど同じ様な事が行われる予定です。で、私はまたアルバイト・・・

2009年7月1日水曜日

プロヴァンスで畳生活♪


以前、真夜中にベッドを解体して以来、マットレスのみでの生活が続いておりましたが、ようやく畳が届きました~☆

しかもこの畳、サイズとか選べるし、フランス産のまがい物と思いきや、ちゃんと日本の畳なのです。イグサ使用っぽいです。

どうやら日本(と言いながら中国だったりするかもですが)で日本の伝統的な方法で作られた畳(サイズ等は特別発注なのだと思いますが)をパリでストックしておいて、注文を受け次第フランス全国有料で配送してくれるようです。

今回購入したのは90×200の畳を2枚。一枚55ユーロでした。ただ配送料が畳とほぼ同額の50ユーロ強(汗)でも他のお店でたまに見かける畳より、大きいし安いです。

しかも今はソルド~(フランスの年に2回のセール時期)♪で一枚9ユーロも安くなってました。で、私達はしっかりソルドの前に注文し定価で購入(怒&涙)

ま、それでも部屋が新しい畳の良い匂いに包まれていてちょっと和みます♪って日本でも私の部屋はフローリングにベッドなのに(笑)

以下そのサイトです。フランス語ですがあちこちクリックすると写真が見られます。布団も買えるらしいです。しかも畳も円形のがある!!!って何でもありですねー。

http://lesfutons.com/

フランスに住んでちょっと日本が恋しくなったら一枚買ってみたりして♪部屋の片隅に和空間を作ってもおしゃれかも☆