2009年11月11日水曜日

MAY B コンテンポラリーダンス


昨晩、知り合いに誘われてコンテンポラリーダンスを見てきました。

様は現代ダンス。このコンテンポラリーという言葉に私は正直あまり良い印象がありません。

だって、コンテンポラリーアートと言えば、変な鉄の塊みたいなのが置いてあって「自由」とか「苦悩」とか、どこが??っていう作品ばっかり(汗)

現代アートの集まるパリのポンピドゥーセンターもあまり興味を持ちませんでした。

なので最初は断ろうかと思っていたのですが、夫と色々ネットで見ていくと、どうやらこの作品、世界的に有名なものらしいのです。

作品名は「MAY B」、振付家はマギー・マランという女性で、この人がなんと1981年に発表以来、28年間、日本を含め世界各国で披露され、いずれも高い評価を受けている作品なんです。今回でなんと650回の再演。

で、私の友人がこのカンパニーマギー・マランの関係者と知り合いで、招待券をもらったらしいのです。

そんな経緯もあって、こんな珍しいチャンスはあまりないと思い切って行く事にしました。

この日の公演は当然満席。ダンスを習っているらしい学生風の若者も多くいましたが、大抵はちょっとお金持ちそうないかにもコンテンポラリー好きって感じの大人たちで一杯(笑)この中の一体何人が本当にコンテンポラリーの良さを分かっているんだろう・・・とかちょっと意地悪な発想を胸に人間観察。

席は自由だったのですが、偶然超真ん中あたりの席が空いていて、すごく良い席で見る事が出来ました。

内容は想像通り、というか予想をはるかに超えた突飛なものでしたが、実際に生でお芝居を見たり音楽を聴いたりするのはとても楽しいなぁとあらためて感じました。ライブ感は芸術に触れる際の一番の醍醐味だなぁと感じました。

最後は割れんばかりの拍手と「ブラボー」の嵐。

でも個人的には、次回はバレエとかオペラとか、もうちょっとなじみのある物が良いなぁーとやっぱりコンテンポラリーになじめなかった私でした(笑)


http://www.youtube.com/watch?v=oisXmURi8lw

↑MAY Bのオープニングから10分ほどの様子です。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%B3

↑振付家マギー・マランさんに関してはこちら。



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