2010年1月25日月曜日

1月のケーキ ガレット デ ロワ(galettes des rois)




12月はクリスマスケーキ一色だったフランスも、1月に入ると突然目に止まりだすのがこのケーキ。

ケーキと言うよりもパンに近い感覚でしょうか。多くのパン屋、パティスリー、スーパーで見かける事が出来ます。

これは1月7日のキリスト教の祭日に食べるお菓子なのですが、一般的には中に甘いアーモンドクリームが挟まったパイで、これをガレット デ ロワ(王様のガレット)と言います。

南仏では更にブリオッシュ生地で出来たものもあり、こちらは果物の砂糖漬け等で飾られています。

個人的にはブリオッシュタイプの方が好きですが、先日知り合いのお宅でご馳走になったガレット デ ロワはどちらもすごく美味しかったです♪

このガレットの中には必ずフェブと呼ばれる小さな陶器の人形等が入っています。

ガレットを切り分け、その場にいる最年少がどの切れを誰に渡すか、中身をみずに決定します。そして自分の切れにフェブが入っていた人がその日の大様。紙で出来た王冠をかぶりみんなから祝福を受けると言うものです。

フェブも色々種類があり、これを集めているコレクターもいるそうです。去年どこかのパティスリーが純金のフェブを入れたガレットを売り立し、話題を集めていました。勿論全てのガレットではなく、これに入っているかもってやつです(笑)

一月にフランスに来たら是非このgalettes des roisを買って、友達と楽しみながら美味しいガレットを堪能してください♪

ちなみに夫は先日の知人宅でフェブを見つけました。可愛い天道虫の形のスリッパ!奴は何故か毎年一度はフェブを獲得します。私は4年目ですがたったの1回のみ(涙)来年は黄金のフェブでも獲得できると良いなぁ。

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