2010年6月8日火曜日

北野武 イン パリ




先月末から両親がフランスへ遊びに来ていました。

1週間ほどの短い滞在でしたが、それでもパリではエッフェル塔に登ったり、セーヌ川を遊覧船で散歩したりと色々盛りだくさんでした。

で、帰国日に夫も一緒にパリまで両親の見送りに来てくれたので、話題の北野武の個展を見に行こうということになりました。

夫は映画監督としての北野武のファンで、もちろん以前日本でコメディアンとして活躍していた過去もよく知っているのですが、フランス人の中には、映画監督としての彼しか知らない人も多いらしく、この個展を見て大いに驚く人が多いとか。

というのも個展の中身は彼の日本でのイメージ、つまりコメディアンの部分を彼独自の世界を織り交ぜて表現した物で、ハッキリ言って異色ワールド。

彼の書いた多数の絵の展示の他、彼が考えた変わった展示がずらり。なんとも説明しがたいです。

地下スペースでは彼があるテレビ番組で毎回仮装して登場するシーン等がスクリーンに映し出されていて、懐かしかったです(笑)

夫はこの個展に満足したようでした。私も難しいことは分かりませんが、単純に楽しかったです。

残念ながら一切のカメラ撮影が禁止されていたので、入り口の外からしか写真が取れませんでした。不思議ワールドをみんなにも伝えたかったなぁ。

庭には日本のお菓子やラムネ、たい焼きなどが売っている小屋みたいなのがあって、たい焼きには残念ながら気づけなかったのですが、しっかりラムネを買って飲みました♪

日本でもラムネって飲む機会が無いから、パリの街中で日本のガラス球入りのラムネを飲むのは不思議な気分でした。

ちなみに個展はパリ14区にあるカルティエ現代美術財団というところで行われ、6月までの予定が9月まで延長されたそうです。

とはいえ、私は土曜日のお昼過ぎに行ったのですがまったく並ぶことなく、中も結構がらがら。もう大抵の興味あるフランス人は見てしまった後だったようです。

北野武の個展は日本も含めこのパリが初めてだそうです。もしパリに旅行に来ることがあったらちょっと14区まで足を伸ばしてみるのも良いかも。

http://fondation.cartier.com/kitano-expo/index.html


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