2009年5月29日金曜日

南仏紀行3 musee de la lavandeラベンダー博物館






先日ラベンダー博物館なるものに行ってきました。場所はアビニヨンから20kmのところに位置するリュベロン地方。

ラベンダー畑を所有し、フランスのラベンダー生産の10%を占めるランスレー一家が自ら収集した品々が並ぶ小さいながら貴重な博物館です。

中には16世紀に使われていた大がまや蒸留タンクなどを始め、15分ほどのスライド、当時のラベンダー入り商品のラベルなど、興味深いものが並んでいました。

オーディオガイドによって、全ての展示品についての説明を受けることが出来ます。残念ながら日本語はありませんでした(涙)仏語、英語、伊語、独語そして中国語・・・どこからそのセレクションが来るのかわかりませんが。

博物館を見終わるとそこは綺麗なお土産コーナー。フランスでもこの地方でしか手に入らない貴重なラベンダーオイルや関連商品が並びます。インターネットでも現在は購入可能らしい。ちなみに日本でも2008月から商社が輸入を始めたらしいのですが、実際どこに行けば買えるのかその商社のHPで知る事が出来ませんでした・・・ただ値段は倍近くするものも(汗)

ちなみに始めて知ったのですが、ラベンダーといっても2つに大別され、フランスでlavandeというのは本当にこの地方のみで生息し、日本を始め他の国でも見られるラベンダーはlavandinというそうです。

lavandeの方が生息地が限られており、オイルを採るのにlavandinに比べ数倍の量が必要となり当然貴重品です。違いは一本の枝に花をつけるlavandeに対し、lavandinは3つに枝分かれし、それぞれに花をつけます。

lavandeからとったラベンダーオイルは昔は薬として使われていたそうで、いまでも頭痛、快眠、リラックス、疲労回復等々に効果的で、主な商品としてはボディーケアクリーム、石鹸、ろうそく、アロマエッセンスなどがあります。それ以外にも私が購入したラベンダーの花の蜂蜜、ラベンダーティーなど食べ物としても存在します。


ということで皆さんもプロバンスに来たらラベンダー商品を多数目にすると思いますが、それが本物のlavandeなのかlavandinなのか違いを確かめるのも面白いかも♪

ラベンダー博物館のHPです。  http://www.museedelalavande.com/
日本で輸入している商社のHPです。   http://www.fujiei.co.jp


日本帰国前にもう一度、今度は花が咲いている時期に行こうと思っているので気になる商品があったら言ってくださいねー。代わりに買ってきます♪

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