2009年7月11日土曜日

アビニヨン演劇祭!






今年もアビニヨン演劇祭が始まりました♪

毎年7月の3週間程に渡って行われるこのお祭りは世界的にも有名で各国からの観光客で年に一番の賑わいを見せます。

この時ばかりは何時も7時に見事に閉まっていたお店達も時間延長。日曜日すらほとんどのレストラン、ブティックが営業する、本当ににぎやかな時期です。

まずアビニヨンにたどり着いて驚くのが写真にあるようなポスターの数。壁、柱、柵など等、あらゆるところに無数のポスターが所狭しと貼られています。

それ以外にも演劇祭が始まると、実際に出演者達が衣装をまとって町へ繰り出し、直接宣伝をしたりもします。黒装束の団体がいたり、ゴミ箱に入っているおじさんがいたり、全裸で四角い箱を身にまとってる男性がいたりと、それだけでもアミューズメントパークに来たみたい。一緒に写真を撮っている観光客も多くいました。

演劇祭はオンとオフの二つのグループに分かれていて、オンがオフィシャル、オフはそれ以外の小さな劇団等で構成されています。

劇場も様々で、オベラ座の様な立派な劇場、世界遺産の法王庁の内部の特設会場等もあれば、数十人入れば一杯の小さな町の劇場まで、ありとあらゆる所でお芝居が行われています。中にはこのアビニヨン演劇祭の時以外は閉まっているような小さな劇場も。

パンフレットはアビニヨンの観光案内所で手に入れる事が出来ます。でもすぐに無くなってしまうかも(汗)

で、勿論、この演劇祭に来た限りは一つはチケットを買って、お芝居を見るのがお勧めですが、実はそれ以外にもお金も時間もかけず、この演劇祭を楽しめるんです。

それが路上パフォーマンス。

時間と場所にもよりますが、大抵夜、8時以降には大時計広場のアビニヨン市役所の前、法王庁に続く道の途中、法王庁の前の広場等で、何かしらのパフォーマンスをしている人を見る事が出来ます。

今回私が見たのは、バランス感覚に優れた男性がボールや筒の上に板を乗せてその上で逆立ちしてたり、火を付けたバトンでのパフォーマンスをしている夫婦、色スプレーと手だけですごく綺麗な絵を次々を作っていく若者などなど。

それ以外にも音楽とともに片手で逆立ちしてたり、パントマイムしてる人もいました。

で、驚いたのが、その中に日本人がいたのです!夫いわく毎年来ていて、毎年観光客から変な目で見られているとか・・・・と言うのも、変な昔の乞食(?)の様な格好で、洗濯板みたいな楽器をこすり合わせて音を出しながら、聴いたことも無いような歌を歌っているんです!確かに日本語なのですが・・・なんか長唄とかそんな感じなのでしょうか?

写真も撮ってみたんですが、暗い上フラッシュで目が光ってまるでホラー(恐)ブログには載せられません(笑)

ちょっと話して見たい気もしたのですが、パフォーマンスの最中。で、しばらく見ていたら本当に怖くなってきて結局立ち去ってしまいました。次回機会があったら話かけてみようかなぁ。

演劇祭は今月下旬まで毎日開催されています。来年以降、興味のある方は是非是非遊びに来てください!


0 件のコメント:

コメントを投稿