2009年7月24日金曜日

南仏紀行6 Fontaine de Vaucluse フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ






お天気の良い日に必ず行きたくなるのがこのフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ。

びっくりするくらい透き通った水、青い空、そして濃い木々の緑。本当に美しい光景が広がっています。

ここは世界でも有数な水量を誇っている湖です。ただ100年以上前からこの水源を探す調査が行われているのに、未だにどこからこれだけの水が湧き出ているのか分からないそうです。かなり不思議。

駐車場に車を止め、少し歩き町の中心に出てまず目に入るのが水車と底まで見渡せる透き通った川。初めての人はまずそこで歓声挙げること間違いなし(笑)

そこからカフェ、レストラン、おみやげ物屋さんを両側に見ながら道を上っていくとその先に大きく口を開けた洞窟にたどり着きます。

ここから水が湧き出ているのですが、この湖の面白いところは行く時によって、水がすごく少なかったり、ものすごい勢いであふれ出ていたりと水量がかなり変化するところです。

写真では水はすごく奥に少し見えるだけですが、去年の同じくらいの時期は、水が洪水のようにあふれ出て、昨日私達が写真を撮ったところもはるか水の中でした。

以前ボランティアの方が説明してくれた時に、ここの水はまるでヨーヨーの様に、水かさを変化させるって言ってました。山の向こう側の地域でまとまった雨が降ると洪水のような大量の水がやってきて、しばらく雨が降らないと栓を抜いたように水かさが減ってしまいます。

水源が明らかになっていない事、水かさをこんなにも簡単に変化させてしまうこと等、色んな神秘を持った湖でもあります。

アビニヨンからはバスで50分くらいでいけます。観光シーズンには日帰りのバスツアーも出ていると思います。冬は寒くて物悲しいですが、私的には秋に入ってからか観光シーズンの始まる直前の春先にのんびりお散歩がてら訪れるのが好きです。

そのほかにも地下を探検できたり、14世紀から手漉き紙を製造している水車小屋も訪ねる事が出来ます。そこで綺麗な手漉き紙を利用したおみやげ物を買うことも出来ます。

旅に疲れた暑い日は木陰に落ち着いて一日のんびり過ごすのも贅沢な時間の使い方かも知れません。プロヴァンスに来たら是非よってください!お勧めです♪

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